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★★★Addict of the trip minds渋谷ライブ [音楽]

04/13
Addict of the trip mindsのライブに行ってきた。
岡本健一の紡ぎだす世界は聴くものに陶酔を与えていく。曲の中に入ってしまえば虜になってしまうのだ。
 冒頭にドラマチックな始まりをする曲が多く、しかも曲と曲との間をうまく繋げているので流れが妨げられることがない。ただファンは拍手するタイミングを間違わないように気を付ける必要があるかもしれない。「旋律」の始まり方ってとても個性的!ぐるぐるまわっているような気になる。
 曲はことに新曲は独創的で、まるで演劇を見ているような、そんな錯覚に捕らわれてしまう。油断していると演奏も歌詞も予想外の展開を見せる。男闘呼組やlockonsocialclubの活動をしているせいか、ファンへの愛が半端なく流れてくる。そんな瞬間が何度かあった。
 「ぬくもり求めて」の冒頭がやけに優しく響いてきて、一瞬驚愕した。
 「幸せな日々」想像力を掻き立てるように静かに始まり、幻想的ともいえる中盤を過ぎ、いきなり豹変する。それにしても歌詞や唄い方が演劇的だ。
 それぞれの曲のイメージは実に多彩で、その存在感が半端ない。
 白いシャツのボタンを一つ外しただけで、なぜかこの人には生来の色っぽさが備わっているようで写真を見ているようだった。反則でしょ。
 とてもとても熱い演奏が続いてこちらは現実という夢の中でたゆとうだけ。揺れながら陶酔しながらいろんな場所に連れて行かれる。
 やはりアディクトは岡本健一の世界なのだと再確認させられた。なぜかこの人に任せておくと、演劇でも音楽でも芸術の高みへと昇華されていく。不思議な人だ。
 今回も、というかいつもだが、照明が凄かった。こんなにも細やかに、そして曲によって技術を総動員してくる。バンド全体の音もエネルギーに溢れていて、このメンバーが集まったことに感謝したい気分だった。
 そして音に酔ったまま渋谷の街をふらふらと歩くのは危険だと、家に帰り着くまでにいろいろあった日だった。反省!だけど無理!!このうえもなく幸せだったんですもの!!!


★1st.

1.この場所から
2.旋律
3.一人にしないで
4.ぬくもり求め
5.推察の最中で
6.特別な人
7.誰もが気づかない日の午後
8.今は亡き世の中
9.幸せな日々(シーケンス音→Dr)
10.何も知らない
11.偽り感じて
12.無題

※アンコール
13.あの娘は言う

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